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2013年 01月 15日

閉ざされた記録 - 02  北炭真谷地変電所

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北炭真谷地変電所 / 1998年10月3日


2日の深夜、根室を出発。
ハッキリした旅の予定はもうわからなくなっているが、
夕張を中心に、その周辺のまだ見ぬ地域に足を伸ばそうとしている。

ただこの日の十勝・日高は豪雨(多分、台風→熱帯低気圧)で当日の行程を巧く決められず、
立ち寄ろうとしたえりも岬も、黄金道路は崖から出水しているもの凄い状況と、
猛烈な強風のため通過した(その後、1時間ほどで通行止めとなる)。

雨天の日は、その地の未乗線の客になるという決めごともしていて、
様似から静内までのJR日高本線を往復して、時間をつぶす。
その後、車を様似から静内まで移動させていたら、波浪により全線運休となった。

雨が上がり晴れて来たので、旧穂別炭鉱へと向かうが、
走行した山道のコンディションが悪く、無理せず途中で断念した。
この日は、ほぼフィルムのカウンターが進んでいない。

翌3日の早朝、苫小牧のウトナイ湖に寄り、夕張に向かう途中でも少し撮影。
この頃はカラーで別なテーマも進めているなど、1日の行程が複数の目的に充てられている。

モノクロのカウンターが進まない中、夕張の旧北炭真谷地炭鉱に到着。
実は前年1997年10月に夕張を初めて訪れているが、たどり着いてはいないかった。
当初は、手さぐり・取りあえず現地へということも多く、
ここの情報を持っていなかった(帰宅後、まもなく炭鉱の存在を知る)。
つまり、早い話がリベンジである。

ともあれ初めてみる真谷地は、まだ複数の施設が残り、廃墟然としていてよかった。
それにカメラを向けている構造物についても知識が薄く、
本当に「何だろう… ?」という感じでシャッターを切っていて、素直に向き合っている状態である。
そんな想いの中で撮った1枚の中に、この変電所の写真もあった。


   ◇     ◇     ◇     ◇


北炭真谷地炭鉱の変電所。北炭清水沢発電所からの送電をここで変圧していた。
炭鉱本体が1987年に廃鉱になり、 役割を終えた施設は鉱員共同浴場として改装された。
その後、年代は不明だが閉鎖となり、放置されて久しい状況であった。
2007年の夕張市の財政破綻後、真谷地地区での残されていた旧炭鉱関係施設の解体整理が進んでおり、
この施設の現有も不明である。



  
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by mori-to_coa | 2013-01-15 00:00 | Return 1996-2003


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