遠い記憶、忘れられた風景。

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2006年 10月 16日

三井芦別鉄道   ― 北海道芦別市中の丘町 ―

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その想いつきに感服…


■ #007 保存 ■


この様子を見たときの嬉しさったらなかった。

静態保存の展示としては、これ以上のモノはないかも知れない。
実際に使われていた沿線の絶景、炭山川鉄橋を残し車輛を置いてあるからだ。
それは今にも走り出しそうであり、走っているようにも見える。


「本当に、いいアイディア」


普通は無関係な街の公園などで保存され、
朽ち果てる間際に解体されるのがほとんどだからだ。

でもここでは当時の様子を想像するのではなく、
見ることができているように想える。
     
こんなことが他にあるだろうか?
     
本当に心の中が豊かになった瞬間であった。


   ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇


この鉄道は三井芦別炭鉱から石炭を運ぶためにつくられた。
1945年(昭和20年)営業を開始し、1949年(昭和24年)からは旅客輸送も行う。
その後、産業の衰退にともなう人口減や石炭輸送の自動車化によって、
1989年(平成元年)3月26日、すでに終了していた旅客扱いに続き石炭輸送も廃止され、44年間の歴史に幕を下ろした。
廃止後、ほとんどの施設は撤去されたが、芦別市が鉄橋とディーゼル機関車+石炭車を保存し、
同鉄道OB会に維持管理を委託している。
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by mori-to_coa | 2006-10-16 00:00 | 1996-2003


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