遠い記憶、忘れられた風景。

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2006年 11月 11日

三菱大夕張鉄道・南大夕張駅跡   ― 北海道夕張市南部大宮町 ―

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石炭産業が華やかだった時代、
炭鉱は鉄路を敷き、石炭だけでなく労働者とその家族を運んでいた。


■ #001 終着 ■


渋茶色の客車は遠くから見ても、圧倒的な存在感を主張している。
それは過ぎ去った『昭和』そのものであった。

車内のつくりも懐かしさを感じさせるもので、
木製のシートに冬の寒さを防ぐダルマストーブと、
何ともいえない姿がそこにあった。

   
ボーと眺めていると、
私の知らない当時の情景が目に浮かんで来るようで、


「見たかったなぁ… 」と、ぼそり呟いてしまう。


もう走ることはないのは明白だが、
その想いは、いつまでも消えなかった。


   ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇


駅跡にはホームと客車、ラッセル車・石炭車が残されている。
一時期、ずいぶん荒れ果てていたこれらの車輛も、
現在は有志グループによって修繕され、保存活動が行われている。

【写真は、修繕保存以前の客車内】
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by mori-to_coa | 2006-11-11 00:00 | 1996-2003


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