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2007年 01月 11日

旧日本陸軍本土防衛陣地・ヒキウス沼電探所

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2003年12月5日・北海道根室市歯舞


根室半島(根室市)には、
第二次世界大戦末期に造られた
たくさんの戦争施設が残っている。

その多くは敵の上陸を防ぐためのトーチカで、
海岸の砂浜やその付近の高台に存在している。
これらは実際に戦闘に使われることはなかったので、
内部の設備以外、ほぼ原型を留めているのが特徴である。

この電探所跡も大きな2つの地下空間を、
「く」の字形の細い連絡通路で結ぶという手の込んだ設計になっていて、
そのコンクリート部分が完全に近い形で残っていた。

高い天井の切り込まれた開口部から降り注ぐ光は眩しく、
通路は今、完全な闇をつくり出している。

全てに疑いのようのない歴史が刻まれていて、
暗闇の奥底から当時の様子が現れそうな気配さえ感じさせる
そんな場所になっていた。


                          ●OLYMPUS CAMEDIA C-300zoom


   ◇     ◇     ◇     ◇     ◇


根室市には15基のトーチカと2つのレーダー・アンテナ基礎、
1ヶ所の電探所跡(地下施設)が現存している。
この他にも旧日本陸軍の飛行場や付属する掩体壕・格納庫・防空壕なども確認されている。
また戦後に解体されたものもあるというから、その数は計り知れないものがある。

*撮影は許可を得て行いました。現在は入口が閉ざされ、中を見ることは出来ません。
 
 
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by mori-to_coa | 2007-01-11 20:30 | 2003


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