遠い記憶、忘れられた風景。

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2007年 03月 01日

旧日本海軍大岬望楼

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2004年10月14日・北海道稚内市宗谷村


遠く島影を望み、
流るる潮風に最果ての地を想う。

過ぎ去った時間は戻らない。

もう変わることのない国境の海は、
すべてを呑みこむかのような
灰色の世界を拡げていた。


                          ●OLYMPUS CAMEDIA C-300zoom


   ◇     ◇     ◇     ◇     ◇


1902(明治35)年にロシアとの国交悪化の備えとして、旧日本帝国海軍が建設したもの。
国境の海上監視に使用され、重要な任務のひとつに当時最強といわれたロシアのバルチック艦隊の監視活動があった。
しかし1904(明治37)年に無線設備が整備されると、監視よりも無線通信所として機能した。
太平洋戦争では対潜水艦監視基地として使用された記録も残っている。
いずれにしても国境の海を守る重要な役割を果たした施設であった。

また稚内市には他に明治年代の建築物が現存せず、
1968(昭和43年)に市の有形文化財に指定されている。
 
 
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by mori-to_coa | 2007-03-01 00:00 | 2004


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