遠い記憶、忘れられた風景。

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2007年 05月 31日

旧 落石無線電信局・90mアンテナ塔基礎

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2006年05月11日・北海道根室市西落石


残されたものは歴史を語る
この地での生活と名声を。


                          ●Canon EOS Kiss DN + EF-S18-55mm 1:3.5-5.6 Ⅱ


   ◇     ◇     ◇     ◇     ◇


落石無線電信局は1908(明治41)年、おもに北米航路および付近を航行する船舶と、
無線電信を行うために設置される。
後に船舶・航空などのほか千島・樺太(現在のサハリン)・カムチャツカの陸上局(電信局・郵便局)
とも固定通信業務を行っていた。
業務は公衆電報・遭難通信・気象通報・航行警報および報時通信など多岐にわたる。

1931年(昭和6年)には、リンドバーグ(米)の偉業である北太平洋横断飛行の途中に、
シリウス号は濃霧の中をこの局の誘導により根室港に着水し、市民に来訪の歓迎を受けている。

大正時代以降に造られた施設は鉄筋コンクリート造の局舎と90m高をはじめとするアンテナ塔が5基(時代により変化)、
付属する長大な居住棟が5棟、格納庫・共同浴場など、
驚くことにテニスコートまでが存在して、職員の家族を含めて100人あまりがここで生活し、
日々の業務をしていたという。

現在でも改修された局舎(個人所有)と90mのアンテナ塔の基礎4基、
それに居住区の基礎を中心とした遺構が残っている。 

                                    (参考資料:落石無線電報局沿革史・北海道 無線のあゆみ)
 
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by mori-to_coa | 2007-05-31 00:00 | 2006


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