遠い記憶、忘れられた風景。

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2007年 12月 21日

旧国鉄白糠線 (第十茶路川橋梁, 上茶路駅)

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2007年5月7日・北海道白糠郡白糠町


1983(昭和58)年10月23日、国鉄再建措置法により
日本で最初に白糠線が廃止となる。

その後、北海道の隅々まで毛細血管のように伸びていた鉄路は
つぎつぎと役目を終え、JRとして主要路線が継承される。

膨大な赤字を清算するため日本列島から多くの路線が消えて、
旅のかたちが激変したとき。


                          ●Canon EOS Kiss DN + EF-S10-22mm 1:3.5-4.5


   ◇     ◇     ◇     ◇     ◇


1964(昭和39)年、根室本線・白糠駅を起点として上茶路駅までが開業。
1972(昭和47)年には北進駅まで延伸し、路線距離を33.1㎞とする。
池北線(のちの『ちほく高原鉄道・ふるさと銀河線』)の足寄駅までの76.2㎞を建設する予定があったが、
貨物輸送の基幹だった雄別炭鉱上茶路鉱の閉山や林業の衰退、モータリゼーションの波が計画を絶望的にする。
そして時代は国鉄分割民営化を迎え、膨大に膨らんだ赤字を清算し
その後の鉄道事業を継続していくために、多くの赤字ローカル線と同様に廃止された。

また地域発展のために白糠線全線完成を最後まで願った住民により、
『釧路二股』と命名されることになっていた駅が『北進(ほくしん)』へと変更された逸話が残っている。

 
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by mori-to_coa | 2007-12-21 00:00 | 2007


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