遠い記憶、忘れられた風景。

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2008年 03月 04日

新ウトロ鉱山跡

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2007年07月29日・北海道斜里郡斜里町ウトロ香川


シレトク(地の果て)に求めたもの
開発、それが豊かさへのすべてだった。

今は密やかに眠る。

 
                          ●Canon EOS KissDN + EF-S10-22mm 1:3.5-4.5


   ◇     ◇     ◇     ◇     ◇


明治時代に本格的に始まった北海道開拓は、未開の大地の天然資源も大きな目的であった。
鉱山開発もその一つで、金や銀・銅、鉄などの重要な鉱物を求めて、知床半島にも調査がおよんでいる。
この新ウトロ鉱山は1940~54(昭和15~29)年にかけて試掘が行われたが、
鉛(Pb)・亜鉛(Zn)などが主体で、採算を取れる量でもなかったために本格操業までには至らなかったようである。
ただ時期が戦中戦後の資源不足時に重なるため、それを補っていたものと考えられる。
現在は坑口が完全に崩落し当時の様子うかがえる遺物も少ないが、
10数年ほど前までは、坑道とその中の専用軌道がしっかり残っていたという記録がある。

*稀少動物調査時に撮影しました。このエリアはヒグマの出没地でもあるため、安易な入山は控えたい。

 
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by mori-to_coa | 2008-03-04 00:00 | 2007


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