遠い記憶、忘れられた風景。

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2008年 12月 30日

旧 北見札久留簡易郵便局

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2007年11月04日・北海道紋別郡滝上町


郵便局の看板をそのまま残した雑貨店。

移動中に見たその姿に、
スピードを緩めた記憶があった。

過ぎ去った歳月、
今は辺りに人影さえも見えない。


                          ●Canon EOS KissDN + EF10-22mm 1:3.5-4.5


   ◇     ◇     ◇     ◇     ◇


1941(昭和16)年、札久留郵便局として開局。
後年、簡易郵便局となり、1997(平成8)年に休止されたまま廃局となった。
その後は酒・タバコを扱う地域の食品雑貨店となっていたが、
現在では、それも閉店となっている。

 
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by mori-to_coa | 2008-12-30 00:00 | 2007
2008年 12月 23日

旧 下川鉱山

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2007年11月04日・北海道上川郡下川町班渓


ゆっくりと
しかし確実に
消えて行く

止まった時間と
止められない時間


                          ●Canon EOS KissDN + EF55-200mm 1:4.5-5.6Ⅱ


   ◇     ◇     ◇     ◇     ◇


1933(昭和8)年頃に露頭が発見され鉱区整理が行われる。
1941(昭和16)年に三菱金属鉱山に事業が移され、その2年後から軍需鉱山として開発が促進された。
戦局が悪化すると休山を余儀なくされるたが、終戦後の1949(昭和24)年に操業を再開。
1963(昭和38)年の銅貿易自由化を、合理化で乗り越え国内有数の銅山となる。
最盛期には年産3万3000t、従業員も570人の規模となった。
     
しかし1982(昭和53)年に資源が枯渇し、
以前から経営を苦しめていた経費高騰・海外からの大量の原料輸入にも対抗できずに、
翌年の1983(昭和54)年に閉山となった。
現在でも、休廃止鉱山に多い重金属の流出防止のため職員が配置されている。

近年、鉱山施設解体が進んでいるが、
『浮遊選鉱』の設備の一部が露呈し、山肌にその姿を見ることができる。

 
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by mori-to_coa | 2008-12-23 00:00 | 2007
2008年 12月 16日

旧 珊瑠鉱業所

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2007年11月04日・北海道上川郡下川町珊瑠


緑深い道の奥に
確かにあった賑やかさの
証し


                          ●Canon EOS KissDN + EFS10-22mm 1:3.5-5.6Ⅱ


   ◇     ◇     ◇     ◇     ◇


1926(昭和2)年、三井鉱山がサンル鉱業所を開設し、金の採掘を開始する。
戦時中の1943(昭和18)年に休山となるが、
1956(昭和31)年から合同資源産業が、再び採掘を始める。閉山は1986(昭和61)年。

この金鉱山は同じく町内にあった下川鉱山(銅)とともに、
基幹産業の一翼として下川町を支えた存在であった。

 
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by mori-to_coa | 2008-12-16 00:00 | 2007
2008年 12月 09日

幌内ダム

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2007年11月04日・北海道紋別郡雄武町字北幌内


記憶となった時間が、
失われる。

改修により、
新たな時を刻み始めた。


                          ●Canon EOS KissDN + EF55-200mm 1:4.5-5.6Ⅱ


   ◇     ◇     ◇     ◇     ◇


隣り合う枝幸町・雄武町に北海道電力(北電)からの給電がされていなかた時代、
両町に電力を供給するため1938(昭和13)年に幌内送電株式会社が設立された。
水力発電をするためダム建設に着手したが、1941(昭和16)年の集中豪雨によって完成間近の堰提が崩壊。
その破損部を補うように外側に新たにダムを造らなくてならない事態となり、
完成は1954(昭和29)年となる。実に16年の歳月を費やした工事だった。
また発電所名は雄武発電所といい、最大出力は960kw。約1600戸へ給電していた。

1969年に北電に移管されたが、発電施設の一部が破損したため1972(昭和47)年に廃止となった。
その後、湖水が自由に流れるように写真の姿となりダム機能を失っていたが、
2008年からダム本体への新たな改修工事が進められている。

 
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by mori-to_coa | 2008-12-09 19:15 | 2007
2008年 12月 02日

旧 三井芦別鉄道炭山川鉄橋+DD501+セキ3000

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2007年10月07日・北海道芦別市中の丘町


終の姿が見せる
往時の躍動


                          ●Canon EOS KissDN + EF-S18-55mm 1:3.5-5.6Ⅱ


   ◇     ◇     ◇     ◇     ◇


この鉄道は三井芦別炭鉱から石炭を運ぶためにつくられた。
1945年(昭和20年)営業を開始し、1949年(昭和24年)からは旅客輸送も行う。
その後、産業の衰退にともなう人口減や石炭輸送の自動車化によって、
1989年(平成元年)3月26日、すでに終了していた旅客扱いに続き石炭輸送も廃止され、44年間の歴史に幕を下ろした。
廃止後、ほとんどの施設は撤去されたが、芦別市が鉄橋とディーゼル機関車DD501+石炭車セキ3000を保存。
橋の上に展示するその方法は他にあまり例がない。
また国道452号の炭山川橋も同鉄道橋に平走する形であったが、
近年架け替えが行われ車両を間近で見るのが難しくなった。

 
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by mori-to_coa | 2008-12-02 00:00 | 2007