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2009年 07月 29日

木造民家

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2008年09月20日・北海道稚内市大字抜海村


切り開き歩んだ
北の大地の人々の記憶


                          ●Canon EOS 40D + EF-S10-22mm 1:3.5-4.5


   ◇     ◇     ◇     ◇     ◇


急速に失われつつある北海道の木造住宅。
古くは板葺き・正木葺きであったが、
やがて冬の凍結環境に強いトタン葺きが主流となった。

またこの住宅についての資料はないが、
明治(1868年)以降から昭和30-40年代(1955-1965)が終焉期となる
役馬などによる営農がされていた頃のもののようだ。

 
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by mori-to_coa | 2009-07-29 00:00 | 2008
2009年 07月 25日

稚内港北防波堤ドーム ②

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2008年09月20日・北海道稚内市開運


限りなく簡素化、無機質化する現代
失われた暖かさを求め
過去を振り返る


                          ●Canon EOS 40D + EF-S10-22mm 1:3.5-4.5


   ◇     ◇     ◇     ◇     ◇


防波堤を乗り越える波によって起きる船舶停泊の支障を防ぐために、
5年の歳月をかけて1936年(昭和11年)に完成した高さ13.2m、長さ424mにもおよぶ半ドーム型防波堤。
古代ローマ建築を想わせる太い円柱が特徴的な、世界でも類を見ない港湾施設である。
当時はドーム下に線路とホームがあり、樺太(サハリン)への連絡船の乗船ブリッジとつながっていたが、
戦後は航路が途絶えて役目がなくなり、石炭などの資材置き場として利用された。
その後老朽化が進み朽ちるところであったが、
街のシンボルとして1981(昭和56年)市民要望による改修復元工事(期間約3年)により、ほぼ建築当時の姿を再び現した。

今も堤防として利尻・礼文、そして再びロシア・サハリン航路の船舶を守ることに変わりはない。
 
 
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by mori-to_coa | 2009-07-25 08:00 | 2008
2009年 07月 20日

旧日本海軍大岬望楼 ②

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2008年09月20日・北海道稚内市宗谷村


はためく国旗のもと
流した血と汗の記憶に
空は蒼く、沈黙する


                          ●Canon EOS 40D + EF-S10-22mm 1:3.5-4.5


   ◇     ◇     ◇     ◇     ◇


1902(明治35)年にロシアとの国交悪化の備えとして、旧日本帝国海軍が建設したもの。
国境の海上監視に使用され、重要な任務のひとつに当時最強といわれたロシアのバルチック艦隊の監視活動があった。
しかし1904(明治37)年に無線設備が整備されると、監視よりも無線通信所として機能した。
太平洋戦争では対潜水艦監視基地として使用された記録も残っている。
いずれにしても国境の海を守る重要な役割を果たした施設であった。

また稚内市には他に明治年代の建築物が現存せず、
1968(昭和43年)に市の有形文化財に指定されている。

 
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by mori-to_coa | 2009-07-20 08:00 | 2008
2009年 07月 15日

猿払農協・給油所跡

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2008年09月20日・北海道宗谷郡猿払村浅茅野台地


おだやかな時間の中にあった
現代社会のかたち


                          ●Canon EOS 40D + EF-S10-22mm 1:3.5-4.5


   ◇     ◇     ◇     ◇     ◇


地域の過疎化や企業の合理化、またセルフスタンドの台頭などに低価格販売競争により、
既存の多くのガソリンスタンドが閉店しているが、
再利用としては地下の貯蔵施設の撤去に費用がかかるため、そのまま放置されているものが多い。

 
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by mori-to_coa | 2009-07-15 19:00 | 2008
2009年 07月 10日

牧場サイロ

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2008年09月20日・北海道宗谷郡猿払村浅茅野台地


使われなくなったサイロは
どことなく神殿をイメージさせる姿

時代とともに変化する営農方式だが
シンボルとしてのサイロの存在は変わってはいない


                          ●Canon EOS 40D + EF-S10-22mm 1:3.5-4.5


   ◇     ◇     ◇     ◇     ◇


サイロは煉瓦・石・ブロック積み、コンクリート・鉄・グラスファイバー製など、
刈取った牧草を蓄えて置く牧場の設備。
現在、牧草は圧縮しロール状にされ、積み重ねるなどして保存するのでサイロの役割は終わり、
解体撤去されるものも多い。


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by mori-to_coa | 2009-07-10 19:00 | 2008
2009年 07月 05日

旧国鉄・興浜北線(斜内山道)

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2008年09月20日・北海道枝幸郡枝幸町目梨泊,浜頓別町字斜内


鉄路が失われて久しい
国道も新たなトンネルで山腹を貫く

変質する姿は、この地を陰とし
立ち止まる人さえ消し去った


                          ●Canon EOS 40D + EF-S10-22mm 1:3.5-4.5


   ◇     ◇     ◇     ◇     ◇


斜内山(439m)の山裾がオホーツク海に突き出すように存在し、
旧国道は海岸ギリギリに逆「く」の字を画いている(古い書物にも『斜内山道』として出て来る交通の難所だった)。
ここを旧国鉄興浜北線はその一段上に急カーブで敷かれ、
山裾にある北見神威岬燈台のすぐ下を通過する姿は最大の見せ場だった。
1両のディーゼルカーが、非力なエンジンを唸らせ車輪を軋ませて走る。
それは鉄道写真の撮影ポイントとして、広く知られていた。

北から南への延伸工事が進んでいた興浜北線は興浜南線とつながり、
ひとつの路線となるはずだったが、1985年(昭和60年)には国鉄再建法により廃止された。


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by mori-to_coa | 2009-07-05 23:45 | 2008