遠い記憶、忘れられた風景。

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2009年 05月 30日

旧日本軍本土防衛陣地・桂木トーチカ1, 2

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2008年08月09日・北海道根室市桂木


忘れられない記憶
知らない記憶

流れた歳月に
たどる想いは違っても
その存在は変わらない


                          ●Canon EOS 40D + EF-S10-22mm 1:3.5-4.5


   ◇     ◇     ◇     ◇     ◇


1944(昭和19)年の夏から翌年にかけて、防衛のために多くのトーチカが建造された。
当時は砂の中に埋設されていたが戦後、砂の採取や飛散によって完全に姿を現しているものが多い。
アメリカ軍による攻撃や破壊はなく、一部は戦後、工事時などに撤去されたといわれているが
今でも、市内の海岸部中心に15基のトーチカと2ヶ所の地下施設などが現存している。

  
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by mori-to_coa | 2009-05-30 18:30 | 2008
2009年 03月 10日

旧日本陸軍・大樹町旭浜トーチカ群

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2008年05月19日・北海道広尾郡大樹町旭浜


過去に在った戦争という現実が
深い霧の中に、
幻想のように現れた。


                          ●Canon EOS KissDN + EF-S10-22mm 1:3.5-4.5
                            Canon EOS 40D + EF-S17-85mm 1:4-5.6 IS
                                        + EF 55-200mm 1:4.5-5.6Ⅱ


   ◇     ◇     ◇     ◇     ◇


戦争末期の1944(昭和19)年、アメリカによる本土攻撃が濃厚になって来た日本は、
それに対して防衛するための対応を迫られていた。
北海道では道東の海岸部などが侵攻目標になるという考えから、
根室半島~大樹町を含む十勝管内の海岸線に多くのトーチカが建造された(網走管内や胆振の厚真町などにも存在している)。
当時の計画では48カ所の設置が必要と判断されているが、
実際には地形やその有効性など考慮して建造したため、それ以上の数が造られている。
実数としては広尾町―大樹町の海岸部だけで37基(うち木造製8基)という確認報告があり、
道東全体では計画の倍ぐらいの数が造られたものと考えられている。

 
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by mori-to_coa | 2009-03-10 20:30 | 2008
2008年 01月 08日

旧日本軍本土防衛陣地・長節トーチカ 1 ― その後 ―

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■ 2007年05月23日・北海道根室市長節 ■


思い込みというのは、怖い。

ずっとこのままだろうと考えていたものが、
ある日、突然と壊されてしまうからだ。


戦後、不要になったこれらの施設は、
土地と一緒に構造物も払下げられた。
もちろん現在、民有地にあることが多いし、
文化財(市町村レベル)などにも指定されていない。

個人所有のものなので撤去はいたしかたないが、
これらの歴史的遺産に想いを寄せる人も少なくない。

急に利用策が出るわけでもないが、
古いモノ、必要のないものから価値を見出す、
これからの日本に求められることだ。


                          ●Canon EOS Kiss DN + EF-S10-22mm 1:3.5-4.5


   ◇     ◇     ◇     ◇     ◇


ありし日の姿

  
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by mori-to_coa | 2008-01-08 19:30 | 2007
2007年 11月 11日

旧日本軍本土防衛陣地・落石トーチカ1

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2007年3月26日・北海道根室市落石西


崖の斜面を利用して造られたトーチカは
崩れ落ち無残な姿をさらしている。

海岸浸食は自然の生態系だけではなく、
その地に刻まれた歴史にもダメージを与え、
すべてを消し去ろうとしていた。


                          ●Canon EOS Kiss DN + EF-S10-22mm 1:3.5-4.5


   ◇     ◇     ◇     ◇     ◇


このトーチカは銃眼口が2ヶ所ある複雑な構造をしていた。
残念ながら海岸の浸食により建造された斜面が削られてズリ落ち、
本体が90度横向きに倒れている。
また鉄筋を使っていないため接合の弱い部分から分裂し、およそ4分割された。
 
 
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by mori-to_coa | 2007-11-11 20:00 | 2007
2007年 10月 31日

旧日本軍本土防衛陣地・友知トーチカ1, 2

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2006年11月20日・北海道根室市友知


忘れかけた記憶は、
蒼い空の下から再び発信される。


                          ●Canon EOS Kiss DN + EF-S18-55mm 1:3.5-5.6 Ⅱ


   ◇     ◇     ◇     ◇     ◇


これらは第二次世界大戦の末期、本土防衛のために、
1944(昭和19)年の夏から翌年にかけて旧日本陸軍が急造したもので、
その建設には多大な労力を必要としたが、度重なる作戦変更に目的を失い、
また実戦に使われることもなかった。

市内には関連施設を含めると18ヶ所(トーチカは15基)が現存しているが、
戦後、土地とともに払い下げられたため個人所有のものが多く、
すでに存在しないものや2007年に解体されたものもあり、その存亡は安泰ではない。

ただこの友知トーチカのように映画やプロモのロケ地として使用されるなど、
有効活用の方向性が見えつつある現状でもある。

*トーチカとは堅固なコンクリート製の銃火器を設置した防衛陣地のことをいう。
 
 
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by mori-to_coa | 2007-10-31 00:00 | 2006